日別アーカイブ: 2022年6月1日

学びの選択

以前に牛乳パックで栽培をはじめた年少組さんたちのはつか大根は順調に成長をしています。各自本葉が出てきています。

本葉が出てくるころになると必ずやってくるお客さんがいます。赤い丸の中が確認できますか?モンシロチョウです。

何をしに来ているかというと、卵を産みに来ているのです。アゲハチョウは柑橘系の葉でしたが、モンシロチョウは違う葉なんですよ。赤い丸の中は卵を産んだ瞬間です。

小さな黄色い卵が見て取れます。素敵な瞬間に立ち会えましたね。さて、ここで選択に迫られます。卵が孵化し幼虫が生まれたらはつか大根の葉をバリバリと食べます。そうなるとはつか大根の成長に悪影響を及ぼすでしょう。幼虫をそのままにしておけば、やがてサナギとなりモンシロチョウの飛び立つ姿が見られるかもしれません。皆さんならどうします?

midori05[1]

壽泉学園 大宮みどりが丘幼稚園
〒331-0057 埼玉県さいたま市西区中野林436-1
TEL 048-624-4141

目はどこでしょう?

『園長先生、何か変なものがいます!』と大事件の予感

『鳥のウ〇コ?ですか?』という問いと発見場所がキンカンの木なのでだいたい想像がつきます。

見るからに鳥のウ〇コのようですね。

もちろんこれはウ〇コではなく皆がよく知る虫の幼虫です。この姿はあまりなじみがありませんが・・・。

少し成長するとこの姿になります。おわかりいただけるでしょうか?赤丸で囲ってありますが、成長すると葉の色と同じ緑色になるのです。

この姿になると知っている人も多いと思います。アゲハチョウの幼虫です。

柑橘系の木に卵を産みそこで葉を食べサナギになるのがアゲハチョウなんですよ。

観察中に幼虫の目の話が子どもたちからでてきました。おそらく皆はアレを目だと思っています。私から答えは教えません。自分で調べてみてごらんと促します。これが学び。さて、答えはでたかな?

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